西部メディカルセンターDIニュース2022.6
2022/06/29
DIニュース
医療品情報管理室作成 NO.42
2022年6月29日
1-1.新規院内採用医薬品
一般名 | 薬効など | 開始日 | |
ダイドロネル錠200mg | エチドロン酸2Na | 骨粗鬆症 | 6月1日 |
エフィエント錠2.5mg | プラスグレル | 抗血小板剤 | 6月6日 |
メプチンスイングヘラー10μg吸入100回 | プロカテロール | 気管支拡張剤 | 6月8日 |
サムタス点滴静注用8mg | トルバプタン | 心不全 | 6月22日 |
硫酸Mg補正液1mEq/mL | 硫酸マグネシウム | 電解質補正 | 6月23日 |
炭酸水素ナトリウム錠500mg「VTRS」 | 炭酸水素ナトリウム | アシドーシスの改善 | 6月27日 |
フェインジェクト静注500mg | カルボキシマルトース第二鉄 | 鉄欠乏性貧血 | 6月27日 |
1-2.院内採用薬変更
新規採用 | 旧製品 | 変更日 |
メコバラミン錠500μg「トーワ」 | メコバラミン錠500μg「JG」 | 6月10日 |
トアラセット配合錠「トーワ」 | トアラセット配合錠「Me」 | 6月14日 |
プラミペキソール塩酸塩錠0.125mg「FFP」 | プラミペキソール塩酸塩錠0.125mg「日医工」 | 6月16日 |
レボカルニチンFF注「ニプロ」 | エルカルチンFF注 | 6月27日 |
1-3.新規院外採用医薬品
医薬品名 | 一般名 | 薬効など | 開始日 |
ジャカビ錠5mg、10mg | ルキソリチニブリン酸塩 | 真正多血症 | 6月1日 |
オゼンピック皮下注2mg | セマグルチド | 持続性GLP-1受容体作動薬 | 6月2日 |
レイボー錠50mg、100mg | ラスミジタン | 片頭痛治療剤 | 6月8日 |
2.院内採用中止医薬品
採用中止薬品については随時医師宛にメールを送信します。
医薬品名 | 代替品 |
ジアゼパム錠5mg「トーワ」 | ジアゼパム錠2mg |
静注用マグネゾール | 硫酸Mg補正液 |
エルカトニン注40単位 | |
レキサルティ錠2mg | |
プロタノールS錠15mg | |
ドパストン散98.5% | |
プロチレリン酒石酸塩注0.5mg | |
3.医薬品安全対策情報No308(Drug Safety Update)
医療用医薬品使用上の注意改訂のご案内
詳細は下記のアドレスを参照してください。
https://dsu-system.jp/dsu/web/viewer.html?file=/dsu/308/308.pdf
4.マンニットールS注射液への変更について
5月16日から20%マンニットール注射液「YD」からマンニットールS注射液へ採用変更しました。結晶析出の問題を解消する目的です。
マンニットールS注射液には、結晶析出防止のためD-ソルビトールが含まれることにより投与禁忌が増えますので、充分注意してください。
| マンニットールS注射液 | 20%マンニットール注射液「YD」 |
組成 | 1袋300mL中に D-マンニトール 45g D-ソルビトール 15g を含有する | 1袋300mL中に D-マンニトール 60gを含有する |
適応 | ●脳圧降下及び脳容積の縮小を必要とする場合 ●眼内圧降下を必要とする場合 ●術中・術後・外傷後及び薬物中毒時の急性腎不全を浸透圧利尿により予防及び治療する場合 | ●脳圧降下及び脳容積の縮小を必要とする場合 ●眼内圧降下を必要とする場合 ●術中・術後・外傷後及び薬物中毒時の急性腎不全を予防及び治療する場合 |
用法 | 通常、体重1kgあたり7~20mLを点滴静注する。投与速度は、3~10分間に100mLとする。 ただし、1日量はD-マンニトールとして200gまでとする。 | 通常、体重1kgあたり5~15mLを点滴静注する。投与速度は、3~10分間に100mLとする。 ただし、1日量はD-マンニトールとして200gまで とする。 |
禁忌 | ●遺伝性果糖不耐症の患者 ●低張性脱水症の患者 ●急性頭蓋内血種のある患者 | ●急性頭蓋内血種のある患者 |