「薬と健康の週間」は、医薬品を正しく使用することの大切さ、そのために薬剤師が果たす役割の大切さを一人でも多くの方に知ってもらうために、ポスターなどを用いて積極的な啓発活動を行う週間として、厚生労働省、都道府県、日本薬剤師会及び都道府県薬剤師会により実施されています。

筑西薬剤師会では、「薬と健康の週間」の事業の一環として、会員薬局において地域住民からの相談を受けます。本研究では、「薬と健康の週間」期間中に薬局で受けた相談内容を解析し、地域住民からの相談内容の傾向を調査することを目的としています。

本研究は、計画立案、解析において、東京薬科大学　薬学部　薬学実務実習教育センター　および　高崎健康福祉大学薬学部　地域医療薬学研究室の協力を得ています。

調 査 名　 薬局における「薬と健康の週間」期間中の相談記録の調査

対象施設　　筑西薬剤師会　会員薬局

調査内容　　令和５年10月16日（月）～21日（月）
「薬と健康の週間」期間中の相談記録の調査

筑西薬剤師会　結城支部　鈴木　宇子(研究責任者)
筑西薬剤師会 会員薬局
東京薬科大学　薬学部　薬学実務実習教育センター
高崎健康福祉大学薬学部　地域医療薬学研究室

問い合わせ先：筑西薬剤師会　(担当 鈴木　宇子)
　E-mail：suzuki-takako@sante-g.com
電話番号：0296-45-5077　

【調査概要】
薬局における「薬と健康の週間」期間中の相談記録の調査

1. 調査の目的
   薬剤師が果たす役割や薬を安全に使用するための仕組みについて、地域住民の相談内容の傾向を把握し、薬局の健康サポート機能を充実させるための課題を見出すことを目的とします。
2. 調査の方法
   筑西薬剤師会会員薬局において相談を受け内容を記録します。併せて、相談を受けた薬局に質問紙調査を行います。
3. 調査の対象者
   ①筑西薬剤師会会員薬局を対象期間中に訪れた患者および家族
   ②相談を受けた筑西薬剤師会会員薬局の薬剤師等
4. 研究組織について
   この調査は、筑西薬剤師会と東京薬科大学　薬学部　薬学実務実習教育センターおよび高崎健康福祉大学薬学部　地域医療薬学研究室が共同で実施いたします。
5. 予想される不利益について
   調査に関連する不利益としては、質問紙回答による時間的負担が想定されています。
6. 調査への参加について
   この調査への参加は自由意思によるものです。参加をしない場合であっても、いかなる不利益も受けません。回答した後に同意を撤回することも可能です。
7. プライバシーの保護について
   本調査は無記名式で実施するため、回答には個人を特定可能な情報が含まれません。得られた情報は、本研究以外の目的では使用されません。また、調査の結果は学術論文・学会等で発表される可能性がありますが、その際も個人が特定できるような形では公表されません。この調査で収集された調査データは、その処理・保管・処分まで筑西薬剤師会で厳重に取り扱われ、外部に漏れることはありません。
8. 倫理的事項の遵守について
   この調査は、公益社団法人茨城県薬剤師会倫理審査委員会における研究倫理審査で十分検討され、承認されております。(承認番号: 202306)
9. 研究の資金源・利益相反について
   本研究では、研究に必要な資金は発生しません。
   本研究に関して開示すべき利益相反はありません。
10. 謝品について
    本研究参加に対する謝品等はありません。
11. 調査に関する問い合わせ・質問について
    この調査についてご不明な点などがありましたら、下記の担当者までご連絡ください。

研究責任者：鈴木　宇子(すずきたかこ)

問い合わせ先：筑西薬剤師会　(担当 鈴木　宇子)
E-mail：suzuki-takako@sante-g.com