2019/12/27
DIニュース
2019年12月27日
掲載内容(目次)
1.新規院内採用医薬品
医薬品名 | 一般名 | 薬効など | 開始日 |
ヒダントールF配合錠 | フェニトイン フェノバルビタール 安息香酸Naカフェイン | てんかんのけいれん発作 自律神経発作 精神運動発作 | 12月9日 |
ミヤBM細粒 | 宮入菌 | 腸内菌叢の異常による諸症状の改善 | 12月9日 |
ノベルジン錠25mg | 酢酸亜鉛水和物 | 低亜鉛血症 | 12月9日 |
ガバペン錠200mg | ガバペンチン | 他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法 | 12月9日 |
イナビル吸入懸濁用160mg | ラニナミビルオクタン酸 エステル水和物 | A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療 | 12月24日 |
1-1新規院外専用医薬品
一般名 | 薬効など | 開始日 | |
ナルサス錠6mg | ヒドロモルホン塩酸塩徐放錠 | 中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛 | 12月20日 |
デザレックス錠5mg | デスロラタジン | アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒 | 12月24日 |
1-2新規院内採用後発医薬品
後発医薬品名 | 先発医薬品名 | 開始日 |
ロラゼパム錠0.5mg「サワイ」 | ワイパックス錠0.5mg | 12月3日 |
ルリクールVG軟膏0.12% | リンデロンVG軟膏 | 12月9日 |
ハロペリドール錠1mg「アメル」 | セレネース錠1mg | 12月11日 |
プロカテロール塩酸塩DS0.01%「タカタ」 | メプチンDS0.01% | 12月18日 |
オキシコドン徐放錠10mgNX「第一三共」 | オキシコンチン錠10mg | 12月26日 |
2-1院内採用中止医薬品
採用中止薬品については随時医師宛にメールを送信します。
医薬品名 | 代替品 |
クラシエ乙字湯 | |
コンサータ錠18mg | |
スイニー錠100mg | グラクティブ錠50mgなど |
インヴェガ錠3mg | |
ネリプロクト坐剤 | |
オキシコドン徐放錠10mg「第一三共」 | オキシコドン徐放錠10mgNX「第一三共」 |
3.医薬品安全対策情報 No285(Drug Safety Update)
医療用医薬品使用上の注意改訂のご案内
http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/calling-attention/dsu/0178.html
4.薬価収載品目
2019年11月27日付
詳細は下記のアドレスを参照してくだい。
https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/drug-info/n191127.pdf
5.回収情報
アシノン錠75mg
理由:厚生労働省から発出された通知「ラニチジン塩酸塩等における発がん性物質に関する分析について」に関し、ラニチジンと類似の化学構造を有するニザチジンについても分析が指示され、N-ニトロソジメチルアミン(NDMA)の定量分析を行った結果、本製品14ロットに管理指標を超えるNDMAが検出されたため。
詳細は下記のアドレスを参照してください。
https://www.info.pmda.go.jp/rgo/MainServlet?recallno=1-1074
なお、当院ではアシノン錠は院内採用しておりません。
6.オピオイド鎮痛剤の採用変更
現在採用しているオキシコドン徐放錠10mg「第一三共」を採用中止し、新たにオキシコドン徐放錠10mgNX「第一三共」を採用しました。
乱用防止のためにナロキソンを配合した錠剤です。ナロキソンは麻薬拮抗剤ですが経口摂取では効果がないため、従来の用法用量で使用できます。
オキシコドン徐放錠5mg「第一三共」につきましてもオキシコドン徐放錠5mgNX「第一三共」に変更する予定です。